「北海道仕事と生活の調和推進会議」で発行された推進プログラムに当社の育児休業取得等について掲載されました。
業務効率化によってできた育児休業等への取組
設立 |
昭和42年 |
住所 |
釧路市春採5丁目16番17号 |
事業内容 |
建設業 |
労働者数 |
62人(男56人、女6人) |
会社概要 |
道内に1支店、2営業所を設け、土木水道工事・給水設備工事・建築工事等を行っている。 |
業務効率化の着眼点 |
- 1 業務の効率化事例
- 二度手間、三度手間を省くことを重点として、全労働者から提案を募り、管理部長が決定・実施している。
- (1)朝・昼、事務員が職員のお茶を配ることを廃止することで、1時間程度の業務量の削減につながった。
- (2)ネット振り込みを行うことで、直接銀行に行く手間と交通事故等による危険を防止できた。
- (3)各社員に対し自らの仕事をマニュアル化するよう指示を出しており、これにより当該社員が休んだ場合には、その社員のマニュアルを見ることで、他の社員が仕事を引き継いで行うことができるようになった。
- 2 業務のOA化事例(業務のデータベース化)
- (1)営業担当者の業務処理経過をパソコンで閲覧できるようにし、顧客への受注勧奨の時期を逸することがないよう管理できている。
- (2)工事概要のデータを入力したことで、工事見積額と実際の工事費用との関係を分析でき、利益率向上につながった。
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WLB関係制度 |
- 育児休業制度
- ○女性社員の請求をきっかけとして、安定所からの助成金も活用し、社内規則を整備した。
- ○育休規定はパソコンで社員誰もがみることができる。
- ○育児休業取得中、代わりとなる労働者を雇用したが、必要な人材であると判断し、育休取得者復帰後も継続雇用している。
- 短時間勤務制度
- ○平日1日2時間、土曜日は正午までの勤務を短縮できる。
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制度導の目的 |
平成19年度、初めて育児休業の申出を受けたことを契機として、社内制度を迅速に整備し、労働者のモチベーションアップを図るため、働く時にはしっかり働き、休む時にはしっかり休む等、メリハリのきいた働き方を目指してきた。 |
社員の声 |
- Aさん(勤続11年、平成19年出産、育児休業を9ヶ月取得)
- 会社で初めての請求であったが、すぐに社内規則を作成する等、休業取得のための環境を整備してくれたので安心して休業することができた。
初めての子どもでもあり、休業中は常に一緒にいられたのでうれしかった。
復職後、仕事を要領よくこなそうという気持ちが強くなった。
また、父母等から保育園の送迎や仕事で遅くなった時の食事についての協力もあり助かっている。
- Bさん(勤続17年、育児休業取得者の同僚)
- 育児休業の規則ができた意味は大きいし、パソコンで何時でも規則を見ることができるので、今後更に利用しやすい環境になっていくと思う。
育児休業の取得者と後任者は1ヶ月ほど一緒に仕事をしており、また、引継書も作成していたことから、しっかり引継ができていたと思う。
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